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インド、太陽光発電25倍に

2015年8月 7日 08:17

エネルギー不足に悩むインド政府は2022年に現在の約25倍となる100GWの太陽光発電能力を確保する目標を揚げている。ものづくりの強化と大気汚染対策、石油依存度を減らすことによる貿易赤字削減という「一石三鳥」を狙う。ただ、国内のパネル産業の育成や効率的な送電・配電網の整備など課題も山積している。インドでは依然、人口の2割以上が電気のない暮らしを送っている。この状況を打開するため、モディ首相は6月、民間や外資を活用する太陽光発電計画を打ち出した。投資額は6兆ルピー(約11兆7千億円)を見込み、政府は補助金も出す。地元の財閥やインフラ企業は巨大な敷地面積を持つソーラーパークの建設を次々と計画している。