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株式会社 エレックス極東

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台風の接近に備えましょう

2022年9月16日 16:37

大型で猛烈な台風14号が九州に近づいております。台風本体や周辺の発達した雨雲により、記録的な暴風や高波、高潮、大雨となる恐れがあります。
九州地方を縦断した後は東日本を通過する予報となっております。


台風の襲来による電気設備の被害を防ぐために、事前の確認・準備を適切に行いましょう。
 防災・減災に向けて、電気保安法人・電気主任技術者等と協力し、十分な対策・備えをお願いします。


◇適切な情報収集と状況確認
台風等の接近時は国、県、市町村等の防災情報をこまめに収集・チェックし、電気設備への影響度合いを考慮の上、早めに準備や応急対応を行う

◇風による設備損壊被害を防ぐ
・太陽光パネル等の取付状態の点検・確認(必要に応じ補強します)
・構内柱に亀裂・ヒビがある場合は度合いに応じて補強、建替えます
・屋外キュービクルの施錠状態の確認(必要に応じ鍵の交換を行います)
・飛来物になり得る物の確認・処置
 (応急対応例)屋外キュービクルの扉が開かないようにロープで縛ります。

◇ 電気室・電気設備の浸水、冠水被害を防ぎましょう
・建物出入口や浸水経路の浸水防止策
 (止水板の設置、土嚢の配置、防水扉の設置、電源引込口・配管貫通部の止水処理 等を行います)
・浸水時の被害回避・軽減策
 (浸水リスクの少ない場所への設備の設置・移設、重要な電気設備機器の嵩上げ 等を行います)
・浸水量の低減策
 (排水設備の整備、排水溝の清掃・つまり防止)


◇ その他の備え
・非常用発電設備が確実に使用できるように準備
 (適切な定期点検、起動・切替確認、燃料の備蓄・補給・調達手段の確保 等行います)
・被災時に備えた電気設備の復旧対策や応動態勢の検討・整備
 (連絡体制整備、電気関係図面整備、仮復旧方法検討、電源相回転の表示 等行います)
・通信・ネットワーク設備の対策
・災害応動対応者等への支援策も忘れずに準備(水・食料の備蓄 等)

◇ 台風通過後は以下の点にも注意
・速やかに設備の巡視・目視点検を行い異常の有無を確認する
・復電後にブレーカーを再度入れる時や電気機器を使用する時は異常の有無を確認する
・水に浸かった電気機器は使用しない
・破損や浸水している太陽光パネルは絶対に触らない・近寄らない