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太陽光発電「使用前自己確認」がとても増えて参りました

2023年7月 4日 18:16

2023年3月20日の電気事業法の改正により「10kW以上50kW未満」の太陽光発電所でも「使用前自己確認」が義務付けられました。

10kW以上の新設の太陽光発電所を稼働させるためには、使用前に太陽光発電所の安全確認を行ない、
「使用前自己確認結果」として国に届け出する必要があります。

弊社も中部エリアを中心に「使用前自己確認」のお声掛けを頂くことが非常に増えて参りました。

電気主任技術者取得の技術者が多く在籍しており、お客様の要望に応じて「使用前自己確認」を承っております。



「使用前自己確認制度」とは?

太陽光発電所を稼働させるために必要な国の安全基準を満たしているか確認を行なう作業の一つです。
太陽光発電所の設備規模に応じて、新設する際や既設発電所の設備を変更する際に必ず行わなければなりません。その結果を経済産業省に届出する必要があります。


対象となる設備は

2023年3月20日より「10kW以上2,000kW未満」が使用前自己確認の対象となります。

また、既設発電所の設備を変更する場合、変更規模によっては、使用前自己確認が必要になってきます。



使用前自己確認の試験方法

試験項目には、設備本体を調査する電気関連の試験と付随設備を調査する構造関連の試験があります。
電気関連の試験

外観検査
接地抵抗測定
絶縁抵抗測定
絶縁耐力試験
保護装置試験
遮断器関係試験
総合インターロック試験
制御電源喪失試験
負荷遮断試験
遠隔監視制御試験
負荷試験(出力試験)


構造関連の試験
各種荷重に対して安定した構造
支持物は安定した品質、腐食・腐朽しにくいまたは防食措置を施した材料
部材間の存在応力を確実に伝達できる接合部
沈下、浮き上がり、水平移動を生じない基礎
高さ9mを超える設備の建築基準寒冷法令への適合
JISで定められた荷重対応

これらの試験は、一部に太陽光パネルなどの直流側の試験内容を含むため、通常の高圧の保安を実施されている主任技術者様では実施が難しい項目もあります。
使用前自己確認をはじめとする保安業務に関する点検、手続きは、太陽光発電管理の経験豊富なエレックス極東におまかせ下さい。

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