再生可能エネルギー世界フェア2015で日射計が展示されている。高精度を誇る日射計は気象庁のアメダスにも採用されている。

日射計ラージエーションシールド付き気温系とをコンパクトに一体化した複合センサー。日射計は角度の調整が可能で太陽光パネルの傾斜面での測定でその実力を発揮する。気温計は強制通風ファン付きで、直射日光の下のでも高精度の気温計測が可能だ。

太陽光発電に関する最新技術・製品が集結する展示会「PVジャパン2015」が東京・有明の東京ビックサイトで開幕した。国内外153社・団体が太陽電池セル・モジュールの応用品などを出展。蓄電池を連携した直流ハイブリットエアコンなどユニークな商品が展示された。

スマートフォンなどを手軽に充電できるソーラー充電スタンド「シティチャージ」が今年秋頃、日本で初めて東京都に設置される。都民や旅行者が無料で利用でき、災害時の非常用電源としても活用できる。シティチャージは街灯のような柱の上に太陽光パネルを取り付けた形状で、蓄電池と充電用のテーブルを備えている。太陽光発電の電気を蓄電池にため、夜間や雨天時でもスマートフォンなどの充電が行える。LED証明も搭載しており、照明としても活用できる。海外ではニューヨークなどで既に導入されている。

7月1日、鹿児島県湧水町に最大出力、約32.3MWのメガソーラーを建設すると発表があった。年間予想発電量は、一般家庭約1万34世帯分の年間電力消費量に相当する約3万6123MW時を見込む。同メガソーラーは湧水町木場の約51.4ヘクタールの公有地に建設され、2017年度中の運転開始を目指す。

全国的な猛暑に見舞われた13日、電力需要が急伸した。全国100以上の観測点で35度以上の猛暑日、500以上の観測点で30度以上の真夏日を記録。

電力会社では今夏最大電力を乗り越えるとともに、電力使用率も9割を超えた。雨が続いた先週から週末をはさんで急激に暑くなり、冷房需要が増えたとみられる。